アロマセラピーを楽しむ基本方法2

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(d)鉱泉(エプソム塩:硫酸マグネシウム)入浴
  大量に汗を流して体内に溜まっている老廃物を皮膚の表面から排出させ
  るデトックス方法です。

・エプソム塩:硫酸マグネシウムは、値段も安く一般の薬局でも購入できま
 す。 業務用がお得です。粒子が粗く、入浴に適しています。
 高価な粉末状エプソム塩は、便秘薬として小売されています。

・効用:アルカリ化作用。筋肉の痛みを和らげ、風邪・インフルエンザ、長
 期のストレス状態、リウマチ、関節炎などの改善に役立ちます。筋肉や関
 節に溜まっている酸性老廃物(尿酸など)を皮膚の毛穴から排出させて痛
 みを和らげます。水溶硫酸マグネシウムは、静電統一電解をつくり、体内
 の余分な電荷を中和する手助けをし、磁性バランスをとります。体外への
 放電作用を止め、コンピュータや旅行などの疲れを回復させます。

・入浴法:1日1~2回、35℃前後のエプソム塩風呂、リウマチ、関節炎の
 方は、週一回程度の入浴から始め、徐々に1日おきに増やし、改善が見ら
 れたら週一回程度に戻します。入浴後、身体を冷やさないよう2時間以上
 の休息をとります。

 (1)数リットルの沸騰したお湯に450gのエプソム塩を溶かします。
 (2)浴槽のお湯に加えます。
 (3)約15分間入浴します。石鹸は使用しないで下さい。
 (4)エッセンシャルオイルを加えることもできます。
    精神面のリフレッシュのみの香りを楽しむ程度にして下さい。
 (5)アロマセラピーマッサージ(ラベンダー、カモミール、カユプテを
    含むオイル)は、入浴後2時間程度経過してから行って下さい。
 (6)入浴後、関節を動かして血行を促してください。

・注意:高血圧・心臓病の人は、利用しないでください。高齢者・虚弱体質
 の人は、エプソム塩の分量を半量225gから始めて様子を見てください。

3)吸入法
 ハンカチやガーゼなどに1~2滴精油を滴下し、精油成分を鼻や口で吸収し
 消化器系の不調を緩和する方法です。洗面器やマグカップに熱めの湯をは
 り、3滴以下の精油を滴下し立ち上がる蒸気を吸入する蒸気吸入法もあり
 ます。
 ご注意:直接粘膜を刺激することもあるので長時間は避けます。
 咳や喘息の場合は蒸気吸入法は避けます。

4)湿布法
 家庭で手軽にできる応急措置です。一般に、急性の場合冷湿布、慢性の場
 合温湿布になります。
 洗面器にお湯をはり、3滴以下の精油を滴下、すくうようにタオルをいれ
 軽く絞り、湿布する部位に乗せます。
 ご注意:湿布は皮膚に長く密着します。皮膚の反応や湿布時間に気を配り
 ます。


5)トリートメント(マッサージ)
 アロマセラピーのトリートメントは、香りと心地よさの癒しが特徴です。

≪パッチテスト方法≫
 腕の内側ひじ上部分にベースオイルやトリートメントオイルを塗り、
 塗ったままの状態で12~24時間程度様子をみます。 赤くなったり、湿疹
 が出た場合、使用を止めます。また、大量の水で洗い流して下さい。

≪アロマトリートメントの簡単な方法≫
・基本は末端から心臓へ向かってマッサージします。
・骨と骨の間に老廃物が溜まりやすいため骨に沿って行うと良いです。
・お腹は円を描くようにします。
・あまり強くもんだり刺激を与えすぎず、オイルの滑りを利用して皮膚の
 中に染み込ませるようなソフトタッチで行います。

 1)ボトルに基底剤となるベースオイル
  (キャリアオイル・植物油:ホホバオイル等)を入れ、お好みの精油
  (エッセンシャルオイル)を加えよく攪拌し、トリートメント用オイ
   ルをつくります。

 2)ボディ用オイル(0.5~1%濃度以下)、
   フェイシャル用オイル(0.5%濃度以下)です。

   50mlボトル使用の場合;
   キャリアオイル50mlに対してエッセンシャルオイル10滴
   (1%濃度の場合)になります。 
   鮮度を保つため20ml~30mlぐらいの使いきりをお薦めします。

 3)トリートメント用のオイルを手に適量取りうすく円を描くように
   のばします。

 4)途中滑りにくくなったら、オイルを補充して繰り返します。

 ご注意:トリートメントオイルの作り方、希釈濃度にご注意下さい。
 皮膚に異常が出ないかパッチテストの試行と精油ブレンドの場合には、
 調和しにくい精油の混合を控え、相乗作用するブレンドの調合をします。
 一覧表のURLを下記に記載してありますのでご参照下さい。

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このページは、 isが2008年2月10日 10:31 に書いたブログ記事です。

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